布団のダニ退治を考えると、色々と面倒くさそうと感じるかもしれませんが、実は非常に簡単でおすすめの方法があります。
布団のダニ退治と言っても、実は布団の上でダニを退治する事はいけません。ダニの死骸やダニアレルギーの原因になるからです。ダニを退治せずに“捕まえる”ダニ対策を紹介します。
布団のダニ退治にはダニ捕りシートがおすすめ
布団のダニ退治と言うと布団乾燥機などが思い浮かびますよね。
しかし、布団乾燥機は布団の上でダニを死滅させる行為なので、布団の上にはダニの死骸が大量に発生し、ダニのアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があります。
ダニの死骸こそが、ダニアレルギーの原因なのです。
ここで、通年性アレルギー性鼻炎の原因となるダニについて詳しく記載します。
ダニの種類はヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニで、世界的に共通しています。これらのダニの死骸や糞に含まれるタンパク質がアレルギーの原因となり、大部分のダニアレルギーの患者さんは、これらのアレルゲンに感作されています(血液中にダニに対するIgEが存在する状態)。これらのダニは、室内でヒトの皮膚片(垢、フケなど)やカビ類などを餌として繁殖します。しかし、しばしばニュースで取り上げられるマダニとは違って、これらのダニは吸血することはありません。
引用元:認定NPO法人(特定非営利活動法人)アレルギー支援ネットワーク
だからこそ、布団のダニ退治と言えども布団の上でダニを死骸にさせるわけにはいきません。
つまり、布団のダニ退治というのは、ダニを生きた状態で捕獲する事が大切なのです。
ダニを生きた状態で捕獲するには「ダニ捕りシート」の使用がおすすめです。
「ダニ捕りシート」でのダニ退治は検討された事があるかもしれませんが、「ダニ捕りシート」も種類が沢山あるので、どれを選べば良いか分からない・・・という事もありますよね。
そういった悩みについてもこれから解説していきます。
ダニ捕りシートで布団のダニ退治は簡単
「ダニ捕りシート」は生きたダニを捕獲できるので、ダニアレルギーで悩む方から人気の商品です。
しかし、ダニ捕りシートも種類が多いので、何を選んだら良いのか分からないと思います。
そこで、ダニ捕りシートの種類を簡単に紹介したいと思います。
ダニ捕りシートの種類
- 粘着タイプ
粘着タイプのダニ捕りシートは、シートの内部に粘着面があり、ダニを誘引し、粘着面で身動きを取れなくさせる商品です。簡単に言うとゴキブリホイホイのようなイメージです。
この粘着タイプのダニ捕りシートにはデメリットがあり、粘着面がダニでいっぱいになってしまうと、それ以降に侵入してきたダニを捕らえておく術がなく、簡単に逃がしてしまうというところです。
- 閉じ込めタイプ
閉じ込めタイプのダニ捕りシートは特殊構造などで、不織布などを使いダニが侵入したら逃がさないという仕組みです。
この閉じ込めタイプは、何故ダニが逃げられないのかというところを詳しく紹介している商品はあまりなく、本当に閉じ込められるのかが不透明な商品です。
- 乾燥タイプ
乾燥タイプのダニ捕りシートは、誘引剤でダニをシート内部に誘き寄せ、シートの中のある乾燥剤によってダニを乾燥させて弱らせる商品です。
ダニは湿気を好む生き物なので、反対に乾燥には弱いのです。乾燥が進むとダニは死滅するので、ダニの生態を活かした商品です。
おすすめは乾燥タイプのダニ捕りシート
上記のような種類のあるダニ捕りシートですが、おすすめは乾燥タイプの商品です。
ダニは乾燥に弱いため、室内の湿度を低く保つことが必要です。天気のいい日は、部屋の窓を2箇所以上開けて風通りをよくしましょう。天気の悪い日は、換気扇、エアコン、除湿器などを利用して除湿をしましょう。
引用元:熊本市│ダニの予防と対策について
このようにダニが乾燥に弱いというのは広く知れ渡っているダニの生態なので、乾燥タイプのダニ捕りシートを使用する事により、布団の上にアレルゲンとなるダニの死骸を出さずにシートの中で死滅させる事が可能です。
乾燥タイプのダニ捕りシートは本当に理に適った商品なので、布団に限った事でなく、ダニ対策に向いています。それでは乾燥タイプのダニ捕りシートの中でもおすすめの商品を比較しましょう。
乾燥タイプのダニ捕りシート比較
商品名 | ダニコロリ | ダニ捕りロボ |
種類 | 乾燥タイプ | 乾燥タイプ |
誘引剤 | 豆粕、小麦加工物 | ビール酵母、食品香料、食品粉末 |
乾燥剤 | 植物繊維乾燥剤 | 吸湿性セラミック |
サイズ (長さx幅x高さ) | 20 x 15 x 5 cm | 15 x 13.5 x 0.8 cm |
有効範囲 | 1枚で5〜8帖 | 1枚で1帖 |
枚数 | 3枚 | 5枚 |
交換目安 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
初回購入金額 | 2,178円 | 8,003円 |
2回目以降 | 5,478円 | 4,980円 |
乾燥タイプのダニ捕りシートはそこまで種類が多くなく、人気なのは「ダニコロリ」と「ダニ捕りロボ」です。
こうして両商品を比較してみると、一番目立つ大きな違いはシートの交換目安です。
シートの交換目安の違いのメリット・デメリット
「ダニ捕りロボ」の方が1枚のシートを3ヶ月も使用できるというので楽に感じますよね。
しかし、同じシートを3ヶ月間も置いておいて、果たしてダニはシート内から溢れてしまわないものなのでしょうか。
長く使用できるというのはメリットでもありますが、そこにデメリットが隠れていそうです。
「ダニコロリ」は交換目安が1ヶ月なので、毎月シートを交換するダニ捕りシートです。
ダニは梅雨や夏場のピーク時には数十万匹から数百万匹生息しているものですし、ダニ捕りシートの大きさは紙のサイズで言うところのA5サイズやB6サイズくらいの大きさです。
この大きさで布団というサイズに生息するダニを捕まえるのに何ヶ月も放置しておくのは、ちょっとあまり現実的ではないような気がします。
なので私は、布団のダニ対策として「ダニコロリ」を選んで使用しています。
3ヶ月も置いておけるのは楽で良いですが、楽だけを考える事がダニ対策に直結するかというと
そういうわけではないので、楽なダニ対策のダニ捕りシートの中でも、きちんと考えて選ぶ事が大切です。
布団のダニ退治に簡単でおすすめの「ダニコロリ」
ダニ捕りシート「ダニコロリ」は株式会社くらしラボが運営するスマイル・ストアが販売するダニシートで、2020年8月から販売をスタートさせ、発売以来人気の商品で、累計販売数2,500,000枚を突破しています。※公式ページに記載
「ダニコロリ」が発売される前は、ダニ捕りシートと言えば交換期間が3ヶ月や2ヶ月のものばかりでしたが、交換期間1ヶ月の「ダニコロリ」が発売されて以降、かなりの売れ行きのようです。
つまり、交換期間が早い乾燥タイプのダニ捕りシートを消費者は求めていたと言えますね。
ダニコロリの効果的な使い方
ダニコロリを布団に使う場合はシーツの中に置くだけです。
- 1箱から出す
先ずはダニコロリの箱からパウチを出します。そしてその中に1シート入っているので、シートを取り出します。
- 2置く場所を決める
続いてダニコロリを置く場所を決めます。今回は布団のダニ対策として紹介していますが、基本的にはダニが気になる場所ならどこでも置けます。
- 3日付を記入します
シートの表の面に使用開始の年月日を記入できる箇所があるので、そこに使用開始年月日を記入します。
- 4ダニコロリを置く
布団に使用する場合は、シーツの中にシートを置きます。そうすればマットレスなどのダニ対策が可能になります。
- 5待つ
ダニコロリの有効期間は1ヶ月間なので、1ヶ月待ちます。
- 6捨てる
1ヶ月間ダニコロリを置き続けたら、後はシートを捨てるだけです。これがダニコロリの使い方です。
ダニコロリの基本的な使い方はこの通りです。置くだけで完結してしまうので、非常に楽な商品です。
ダニコロリはシーツの中に置くだけで良いので、これまで行っていたような面倒な掃除や洗濯、布団乾燥機や換気などをする必要はありません。
面倒な事を行わなくて良いのは楽ですよね。
この楽なところがダニ取りシートの最大のメリットです。
ダニコロリは同じ場所に何枚置いても良い
ダニコロリは1箱に3シート入っているので、ダニが気になる場所に何枚置いても大丈夫です。
ダニが多い事が想定される布団には複数枚置く事で効果的にダニ対策が可能です。
ダニコロリの効果的な使い方というのは、それだけです。
基本的には置くだけなので、そこに枚数を重ねるだけです。
単純な事ですが、数を増やせばその分効果的にダニ対策が可能です。
それだけ簡単なのが「ダニコロリ」のダニ対策の効率性だと思います。
布団のダニ退治にダニコロリを使った感想
布団のダニ対策にダニコロリを使用した結論としては、ダニは目に見えない生き物なので、具体的に効果が出てるかどうかが掴みずらい・・・というところです。
ただ、これまで布団乾燥機を数日おきにかけたり、掃除機の充電が切れながらも掃除機をかけていた時よりも断然に楽ですし、娘のダニアレルギーの症状も緩和してきているので、効いてくれているのだと思います。
ダニは肉眼ではどうしても見えない生き物なので、確認のしようがないのは仕方ないですよね。
それでも娘の症状が良くなってきてくれているのなら、それで良いと思っています。
「ダニコロリ」はシートを使用したら、あとはゴミ箱に捨てるだけで良いので、ダニの死骸が布団に残りません。
ダニの死骸が布団に残らないという事は、アレルゲンが布団にないという事で、アレルギーには適しています。
ダニコロリをリピート購入
「ダニコロリ」を使っていると、最初は効果の事はわからないんですけど、リピート購入して2ヶ月、3ヶ月と使っていると、娘のダニアレルギーの症状も落ち着いてきています。
寝る時に鼻が詰まらないと、眠りやすいようで「ダニコロリ」を使用して本当に良かったです。
ダニ対策でお悩みの方や、ダニ取りシート選びに迷われている方の参考になれば幸いです。
ダニの悩み、アレルギーの悩みのためにもダニ対策を行っていきましょう。
【布団のダニ退治】簡単でおすすめの方法まとめ
- Q布団のダニ退治は布団乾燥機で行うべきですか?
- A
布団乾燥機のダニ退治では、布団の上にアレルゲンとなるダニの死骸が残ってしまうので、おすすめできません。詳しくは下記記事を参考にしてください。
- Q布団のダニ退治には何がおすすめですか?
- A
ダニ捕りシートを使用する事がおすすめです。ダニ捕りシートであれば、シート内にダニを誘引し、シートの内部でダニを退治できるので布団の上にダニの死骸は残らず、おすすめです。
- Qダニ捕りシートはどのように選べば良いですか?
- A
ダニ捕りシートには粘着タイプと閉じ込めタイプと乾燥タイプがあります。粘着タイプや閉じ込めタイプはダニが逃げてしまう可能性があるので、乾燥タイプがおすすめです。
- Qどうして乾燥タイプがおすすめなのですか?
- A
ダニは湿気を好むので、逆に乾燥に弱い生き物です。ですのでダニを乾燥させる事によって弱らせ、そのまま死滅させる事が可能だからです。
- Q乾燥タイプのダニ捕りシートで何がおすすめですか?
- A
「ダニコロリ」がおすすめです。
- Qどうして「ダニコロリ」がおすすめなのですか?
- A
「ダニコロリ」は乾燥タイプのダニ捕りシートの中でも、交換期間が1ヶ月で、毎月シートを交換するタイプのダニシートです。シートのサイズと、ダニが何十万、何百万匹といる布団のサイズを比べると、小さい面積のダニ捕りシートを何ヶ月も置いておいても途中でダニを捕まえ切れず溢れてしまう可能性があるため、毎月シートを交換するタイプの方がダニを逃さず効率的に捕獲できると考えたからです。
布団のダニ退治というのはそこまで難しい事ではありません。しかし色々な方法がある分、自分にとってどの方法が正解かを導き出さないと、なかなかうまくいきません。
ダニアレルギーでお悩みの場合はダニ捕りシート「ダニコロリ」の使用をおすすめします。
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