布団のダニ対策として、布団乾燥機の使用を検討する事があると思います。
布団乾燥機はダニを退治するのに効果が高く、実際に試される方も多くいらっしゃいます。
布団乾燥機はダニ退治にかなり効果的です。しかし、効果的だからこその落とし穴があります。
布団乾燥機にメリット・デメリットやなど紹介していきたいと思います。
布団乾燥機のやり方(頻度・温度・時間)など、何度行えば良いかなどまとめて解説していきます。
ダニ対策の布団乾燥機の効果
結論から言うと、ダニ対策に布団乾燥機の効果はかなり期待できます。
しかし、布団乾燥機によるダニ対策には落とし穴もあるので、解説していきます。
先ずはダニ対策で布団乾燥機を使用する手順から紹介したいと思います。
- 1部屋の温度を高めにする
布団乾燥機は布団を暖めるものです。冬などで部屋が冷えていると布団乾燥機のメリットを生かし切れません。夏の場合は冷房を止めて使用しましょう。
- 2布団乾燥機を稼働させる
部屋が温まったら布団乾燥機を稼働させます。ダニは高温に弱いので60度に設定しましょう。60度であれば、ダニは15分以内で死滅すると言われています。50度の場合は2時間から6時間かけなければダニは死滅しないので、50度の場合は何度も繰り返しましょう。
- 3定期的に布団乾燥機を使用する
夏場のダニはかなりの数が布団に生息しているので、一度の使用で全滅させられるとは限りません。ですので1日に2回。または3日間連続で使用しましょう。ダニは人のパジャマなどからも布団に入り込むので、それだけ頻繁に行わないとダニは退治できません。
ダニの弱点を知る!実験では、ダニは20~30度では増殖し、40℃でもなくならず、50℃以上で死滅します。湿度は40%以下で4時間後に全滅します。実際の室内では、室温22~28℃、湿度60~80%でどんどん増殖します。
引用元:吉 耳鼻咽喉科アレルギー科
ダニは本当に高温に弱い生き物なので、高温で簡単に死滅します。
それだけ聞くと、ダニ退治も簡単に思えるかもしれませんが、夏場のダニは数十万匹から数百万匹も布団に生息している場合があります。
ですので、布団乾燥機を使用するとしても、それなりの回数が必要となります。
布団乾燥機は自宅で自分で使用できるので楽で良いですよね。しかしそれなりの頻度で行わないとまたダニはすぐに増えてしまうので、面倒に感じてしまうかもしれません。
ダニ対策の布団乾燥機のデメリット
布団乾燥機はダニ退治には向いていますが、メリットだけでなくデメリットもあります。
布団乾燥機のダニ対策の致命的なデメリットは、ダニを死滅させるだけ・・・というところです。
何故ダニを死滅させるだけというのがデメリットなのかというと、それはダニのアレルギーで悩む人にとってダニの死骸こそがアレルギーのもと、アレルゲンとなるからです。
ダニアレルギーとは何か?
ダニアレルギーは、ダニの死骸やフンを吸い込むことで引き起こされるアレルギー反応です。特に夏に繁殖したダニの死骸やフンが秋に乾燥し、チリになって空気中に漂うことで、これを吸い込んだ人にアレルギー症状が現れます。ダニのいる環境であれば時期を問わず1年中いつでも症状が現れる可能性があります。ダニアレルギーは、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などの原因となります。
引用元:医療法人社団エキクリ
つまり、ダニを退治したところで、ダニアレルギーに対しては無意味と言えます。
肝心なのは、ダニの死骸や糞を取り除く事も含めた仕組みなのです。
ダニの死骸や糞は掃除や洗濯が有効
ダニの死骸や糞は、生きたダニと違い、掃除機や洗濯で容易に洗い流す事が可能です。
シーツだけの洗濯や布団カバーなどは自宅の洗濯機で簡単に洗濯できますが、布団などの大物になると自宅で洗濯するのは難しいです。
ですので布団の洗濯はコインランドリーを利用するのがおすすめです。
無人のコインランドリーは全て自分で行わなければいけませんが、有人のランドリーであれば、洗濯乾燥をお任せできるので楽です。
ただし、コインランドリーに布団を持ち込んだ場合、生きたダニが残っていたら洗濯ではダニはあまり取れないので、乾燥機でダニが死滅する事になります。
つまり、乾燥機後の布団に死滅したダニが残ってしまう可能性があるので注意しましょう。
何事も一長一短で効率的なダニ対策とは言えません。効率的な方法だと思っても、余計な手間が増えてしまう事があるので、面倒が付きまといます。
そこで私が実体験を元におすすめしたいのが「ダニ捕りシート」の使用です。
ダニ対策は布団乾燥機より「ダニ捕りシート」がおすすめ
布団のダニ対策で一番合理的なのが「ダニ捕りシート」を利用する事です。
何故かと言えば、布団乾燥機などのように、ダニを布団の上で死滅させてしまうと、その後の対応が面倒ですし、ダニは常に増えてくるものなので、本当にイタチごっこになってしまいます。
そこで「ダニ捕りシート」を利用すれば、生きたダニをシート内に捕まえる事ができます。
生きたダニを捕獲すれば、布団の上に死骸が出ないので、後処理が少なく楽にダニ対策が可能となります。
ダニ対策と考えると、ダニを退治する=死滅させると考えてしまいがちですが、実はダニを生きたまま捕獲する事こそが、一番効率的なダニ対策なのです。
「ダニ捕りシート」を使用する事が効率的なダニ対策と言っても、ダニ捕りシートは本当に種類が多いです。
そんな多い種類の中で私が使用し、娘のダニアレルギーの症状を緩和させる事に成功したのが「ダニコロリ」です。
ダニ捕りシートの中で「ダニコロリ」がおすすめな理由は、ダニコロリのスペックにあります。
商品名 | ダニコロリ |
種類 | 乾燥タイプ |
誘引剤 | 豆粕、小麦加工物 |
乾燥剤 | 植物繊維乾燥剤 |
サイズ (長さx幅x高さ) | 20 x 15 x 5 cm |
有効範囲 | 1枚で5〜8帖 |
枚数 | 3枚 |
交換目安 | 1ヶ月 |
初回購入金額 | 2,178円 |
2回目以降 | 5,478円 |
布団のダニ対策にダニコロリを使用するメリット
「ダニコロリ」は1箱にシートが3枚入っており、効果の範囲は1枚で畳5帖から8帖で、有効期間は1ヶ月です。
この「ダニコロリ」を布団に複数枚置く事により、効率的に生きたダニを捕獲する事が可能です。
「ダニコロリ」の詳しい使い方や感想などはこちらの記事で紹介していますので、こちらの記事を参考にしてください。
布団のダニ対策に「ダニコロリ」を使用すれば、数ヶ月使用するだけでかなりの効果があります。布団乾燥機を使用するよりも、「ダニコロリ」は置くだけで良いのでかなり楽です。楽というのはそれだけでメリットが大きいですよね。
布団のダニ対策は効率的に
布団のダニ対策に布団乾燥機を使用するのも悪くありませんが、それだけだと後処理が大変です。
なるべく楽に布団のダニ対策を行うと考えると、どうしても「ダニ捕りシート」の使用が効果的です。
一度布団乾燥機を使用した後に、掃除や洗濯をし、「ダニ捕りシート」を置くというのはかなり効果的なのでおすすめです。
ダニ捕りシートの中では「ダニコロリ」がおすすめなので、ダニアレルギーなどに悩み、布団のダニ対策を真剣に考えていらっしゃるのであれば、是非布団乾燥機だけでなくダニ捕りシート「ダニコロリ」を試してみてください。
ダニを生け捕りする事がどれだけ大切で、効率的なのか、実際に利用してもらえれば分かると思います。
「ダニコロリ」を利用して有意義なダニ対策をしてもらえればと思います。もちろん「ダニコロリ」は布団以外にもダニが気になる場所で使用可能なので、他の場所のダニ対策にもおすすめです。
ダニ対策の布団乾燥機の効果まとめ
- Q布団乾燥機はダニに対して効果的ですか?
- A
効果的です。布団乾燥機を60度の温度で使用すればダニは15分以内に死滅します。
- Q布団乾燥機はどのくらいの頻度で行うべきですか?
- A
ダニ対策を考えるのであれば、3日間連続で行うのが効果的です。またその後もこまめに2~3日毎に行う事をおすすめします。
- Q布団乾燥機だけ行えばダニ対策は問題ないですか?
- A
布団乾燥機だけでは不十分です。布団乾燥機を行うとダニはその場で死滅します。つまり布団にダニの死骸や糞は残ってしまいます。このダニの死骸や糞がダニアレルギーのもとになるので、洗濯や掃除で洗い流さないとアレルギーの観点では無意味です。
- Q布団の洗濯はどうしたら良いですか?
- A
コインランドリーがおすすめです。コインランドリーなら大型の洗濯機もありますし、有人のランドリーであれば布団の洗い、乾燥を行ってもらえるので楽です。
- Q布団乾燥機と布団の丸洗いでダニ対策は十分ですか?
- A
布団乾燥機と布団の丸洗いが小まめに行えるのであれば、この2つの方法だけでも十分ですが、小まめに行うのが大変な場合は、新しく布団にやってくる生きたダニを捕らえられるダニ捕りシートを併用するのがおすすめです。
- Qダニ捕りシートは何がおすすめですか?
- A
ダニ捕りシートは「ダニコロリ」がおすすめです。
- Q何故ダニコロリがおすすめなのですか?
- A
ダニコロリはシートが3枚入っており、有効範囲が1枚で5帖から8帖。そしてシート交換期間が1ヶ月であり、毎月新しいシートを複数枚使用する事により、ダニを満遍なく捕まえる事ができるからです。
布団のダニ対策に布団乾燥機が効果的なのは間違いありません。しかしデメリットもあるので、気をつけて使用しましょう。ダニアレルギーにお悩みの場合でしたら、ダニ捕りシートも併せて使用する事がおすすめです。
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